長倉洋海写真展『アマゾンへ アユトン・クレナックとともに』 フォルタレザ開催のご案内

- と き:2025年4月26日~2025年7月27日
- ところ:Museu da Imagem e do Som do Ceará (ブラジル・フォルタレザ市)
ブラジル・サンパウロからリオデジャネイロ、ブラジリア、ミナジェライスへ巡回された長倉洋海写真展『アマゾンへ アユトン・クレナックとともに』(原題:Hiromi Nagakura até a Amazônia com Ailton Krenak)。
ブラジル5番目の都市フォルタレザに巡回です。


4都市の巡回で約47万人を動員!
これまでの開催で約47万人を動員している当写真展。ブラジルの人々の大きな関心を集めています。
今回の展示は約60点。写真数は少なめですが、建物の壁やエントランス、エレベーター扉にも大きく写真を貼るなど、楽しい工夫がされています。
9月には、今年11月にCOP30が開催される都市ベレンへ巡回します。


会場
長倉の著書『鳥のように 川のように』
1998年に出版された長倉の著書『鳥のように 川のように』。(詳細はBOOKSを参照ください)
アユトン・クレナックとのアマゾンの旅は、自然や大地と語り合う人々の生きる姿を通して、今現在こそ私たちが真摯に受け止めなければならないメッセージに溢れています。
世界はたくさんの問題、争いを抱え、そして、地球そのものも今まさに危機に直面していると言えます。
地球は人間がいなくなっても困りません。
地球がなくなって困るのは人間であるということ=「人間のための地球ではない」という意識は、まさに先住民がこれまでずっとしてきた「生き方」。
SDGsという言葉以前からそのことを精神的に大切にし実践してきた人々こそが、最も危機に直面している現状があります。
ブラジルまではなかなか行くことが叶わないと思いますが、この機会にぜひ再び、長倉とアユトンの旅に思いを馳せていただければと思います。
アユトン・クレナックの著作『世界の終わりを先延ばしするためのアイディア』(2022.4月日本語版発刊/中央公論新社)。
ぜひご一読ください。
